建築日記

擁壁と宅地造成計画

購入予定地は、南西角地の以下のような高台です。
    6m道路
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 ↑               4m道路
高低差    +−−−−−−−−−−−−−
4m      ↑            ↑
     高低差4m         高低差2m
地目は宅地ですが、造成されていませんので、擁壁が必要となります。当然、2m以上のがけは工作物申請をおこなわなければいけません。
予算を430万で見ていたのですが、理想と現実のギャップがなかなか埋まらず、いまだ決着していません。
当初、間知ブロック積みで400万、土地を1m切り下げたら1割くらい安くあがるという話でしたが、諸般の事情により、当てにしていた土木業者が使えなくなりました。
仕方なく、住宅メーカーに見積もりを要求したところ、全面間知ブロックで1m切り土して430万という内容でした。
間知ブロックだと勾配の関係で10坪くらい目減りしてしまいます。南面だけでもL型擁壁にして庭を確保したいと再度見積もりを出したところ、+50万でした。敷地を有効利用してなおかつ予算内におさまる方法を検討してもらっていますが、なかなかうまくいきません。(見積は、よくホームセンターで売っているCBは使っていません。H=35cmのところもコンクリートをうちます。)
L型擁壁は現場打ちのようだし、今どき既製品のほうが、コストは押さえられると思うのだが。
また、間知ブロックでは4分勾配(メーカーは4分勾配と言っているが、H=3mだから3分勾配じゃないの?)となるが、垂直施行が可能なブロック等もあると思います。それらの提案がないのは何故?
#これまでの打ち合わせの不満点。
# −見積書明細を、要求するまで渡さない。
# (金額提示を受けて、明細を渡すよう言っても、1週間待たされる)
# −家自体に関することはそこそこ動いてくれるが、擁壁工事だけは腰が重い。
お断りしたメーカーでは、切土なし全面L型擁壁で500万でやりますと言うところもあるのだから、どうにかなると思うのだが。
とにかく、ここが決着しないと、着工もなにもあったものではないので何とかしなければ。
素人は良い会社/悪い会社の見分けがつけにくいので、不動産屋さんにも協力していただいて、自分も動くことにします。

その後

Oct.22.1999

エクステリア担当と電話で話しました。L型擁壁は既製品を使用するとのことでした。見積書からはどうみても現場打に見えたのですが...
H=350cmの現場打コンクリートは、ブロックではいけないのか質問したところ、外観上の問題と強度の問題と答えられました。どちらといえば外観のためと。2〜3段のブロック積みであれば強度は問題ないと。

Oct.24.1999

不動産屋さんと相談した結果、住宅メーカーの使っている業者に決めました。
工作物申請、建築確認申請が終わらないと、土地決済資金であるつなぎ融資が受けられない。
これ以上、不動産屋さんに迷惑はかけられません。
#その場で担当営業に、電話にて、擁壁お願いするので、すぐ作業を始めてくれとお願いすると、詳しいことはまた火曜日に...っておいおい急いでいるっていうのに。(@@)

Nov.26.1999

地盤調査、やっと行われました。軟弱地盤のため、支持杭による補強が必要とのことです。とほほ。

Dec.21.1999

土木事務所に出した工作物申請、地耐力不足で認可がおりませんでした(;_;)。地盤改良には170万かかるそうで、費用の掛からない方法を検討しているそうです。

Dec.23.1999

家の配置を崖線に掛からない場所に移動して、工作物申請を行わないですむように変更を依頼しました。


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Hisatomo Yanagawa
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最終更新日:01.03.08